Airウェイトを取り入れた運用が始まったら、蓄積したデータを活用して業務改善に役立てていきましょう。ここでは、分析レポートのための設定や、課題に合わせた業務改善補助機能をご紹介します。
- STEP1
はじめる前に - STEP2
基本設定を行う - STEP3
基本操作を学ぶ - STEP4
分析レポートを活用する
このページは、スターターパックを購入された方向けの初期設定ガイドです。
分析レポートを活用して店舗の課題を見つける
前日までの受付データは、分析レポートに反映されます。
受付データは「待ち組数」「待ち時間」「対応時間」で集計され、項目の掛け合わせによって、より細かく分析が行えます。
例えば、1日の中でピークタイムが知りたい場合は、下記を選択します。
「店舗全体」×「平均」×「時間帯ごと」
このように掛け合わせることで、設定した期間内の平均待ち組数、平均待ち時間が表示され、店舗のピークタイムを確認できます。
担当者ごとの対応時間などを計測して分析するためには、普段の運用の流れで担当者を選択できるようにするなど、事前に設定が必要です。
このように、分析レポートを活用することで、お客様に対する対応時間の長さや、待ち時間の長さなど、店舗の課題が見えてきます。
見えた課題の解決策を探す
分析レポートで課題が見えたら、解決方法を探します。
Airウェイトでは、課題解決に役立つ機能をご用意していますので、ご活用ください。
店舗が混雑する時間の受付数が低い
店内の混雑時に、お客様が店舗を覗いても、受付操作をせずに立ち去ってしまう場合は、Airウェイトの存在に気づかず、混雑のために入店を諦めたかもしれません。
今は混雑しているから空いたら入店してみたいというお客様に向けて、Airウェイトをアピールしてみましょう。
お客様の待ち時間が長い
お客様の待ち時間が長い場合、スタッフの呼出操作の遅延や、優先順位の可視化ができていない可能性があります。
店舗でお客様の待ち時間に対する目標がある場合は、呼出操作までの時間を短縮できるように工夫してみましょう。
また、新たな受付や順番待ちキャンセルがあった際に、店舗モード上に通知することができます。
新たな受付を通知するよう設定する お客様キャンセル機能の設定方法
外部ディスプレイを利用している場合は、呼出操作1回で、お客様の端末への呼出と外部ディスプレイへの呼出を同時に行えます。
- 同時呼出機能は、外部ディスプレイモードのすべての呼出タイプでご利用できます。
お客様に対する対応時間が長い
「対応中」タブを利用している場合、スタッフの対応時間を測定できます。
お客様に対する対応時間が長い場合は、スタッフが丁寧さを心がけるあまり、時間が掛かりすぎて受付効率が下がっている可能性があります。
そんな時は、対応時間を計測する機能を追加したり、担当者を選択させるなどの運用の流れを取り入れ、スタッフの作業効率向上を目指してみましょう。
お客様の再来店率が悪い
お客様の満足度は、再来店率に影響してくると考えられます。
クーポン機能で次回来店時の特典を用意したり、近隣の店舗を紹介することでお客様に待ち時間をよりストレスなく過ごしていただくことができます。
また、すでに受付人数が多いときに新たに受付を行うと、お客様を時間内にご案内できなかったり、長時間お待たせすることになり、お客様の満足度の低下につながります。
そんな時は、受付の上限数を設定したり、受付可能な時間を設定して、お客様がより満足できるよう工夫をしてみましょう。
お客様の来店率が悪い
せっかく受付してくれたのに、待っている間に取消されてしまったり、呼び出したのに戻られないお客様が多い場合、お客様の待ち方がニーズに合っていないかもしれません。
近隣で待ち時間を自由に過ごしていただく場所がない場合は、オンラインでの順番受付経路を増やしたり、店舗の混雑状況をWebサイトに掲載することで、店舗内での待ち時間を削減することができます。
オンライン順番受付の設定方法 自社のWebサイトに待ち情報を表示したい
その他の拡張機能
Airウェイトと下記の他サービスを連携することで、受付経路を増やすことができます。
Airリザーブと連携した予約管理について 病院検索サイトに待ち状況とオンライン順番受付ボタンを掲載する
また、事前申請で医療機関向けのカスタマイズもできます。
日医標準レセプトソフト「ORCA」との連携で診療受付業務を効率化 クラウド電子カルテ「CLIPLA」との連携で診療受付業務を効率化
Airウェイトの初期設定から運用後の活用方法のご紹介は以上となります。
ご不明な点や有料機能については、Airウェイト ヘルプデスクまたはAirウェイトのWebサイトからお問い合わせフォームにてお気軽にお問い合わせください。
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基本操作を学ぶ - STEP4
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